そら豆を焼く

今が旬の「そら豆」をおつまみでいただきましょう。流通の事情が良い昨今は長い間市場に出回っていますが、昔は、アッと言う間になくなっていました。それに、そら豆は鮮度が命。鮮度の良いものを買って、その日の内に胃袋に収めましよう。選ぶポイントは、緑色が鮮やかで、莢の中のワタが弾力があって詰まっているものを選びましょう。 

今回は、料理すると言う程のものではなく、莢のまま焼くだけです。グリルやオーブントースターを使えば簡単です。網で焼く場合は、アルミホイルをかぶせて焼けば早く焼けます。焼き加減は表面が焦げる程でいいでしょう。あまり焼きすぎると豆がやわらかくなりすぎます。 

ところで「そら豆」は、莢が空に向かって成長するから「空豆」と書くそうです。「蚕豆」と書く場合は、莢の形が蚕(かいこ)に似ているからだそうです。グリーンピースの代わりに、そら豆で豆ごはんにしてもおいしいですよ。2011年4月26日掲載