水金地火木土天海冥
かつては、太陽系の9番目の惑星と言われていた冥王星は、いつの間にか惑星と呼ばれなくなっていました。(私が気づかなかっただけのことですが)また、8番目の惑星の海王星と9番目の冥王星の順番が入れ違っていることもありました。調べてみると,1979年から1999年の20年間、太陽を回る軌道が交差して、順番が入れ替わっていたようです。子供のころは、「すいきんちかもくどってんかいめい」と教わっていたのは、何だったのでしょう。
冥王星が発見されたのは,1930年のことです。それから2006年まで、太陽系の惑星と言われていましたが、2006年には、「準惑星」に格下げされました。発見当時は、地球と同じくらいの質量を持っていると考えられていましたが、観測技術の進歩により2005年に、冥王星の近くに冥王星と同じかそれ以上の質量を持った天体“エリス”が発見されると、2006年の8月に国際天文学連合の総会で、惑星の定義が決められ、準惑星に降格させられました。実際の冥王星の質量は、地球の0.0022倍だそうです。
自身の頭も時々アップデートしないといけませんね。